風邪、インフルエンザが蔓延し始めてきていますが、皆さんは体調等大丈夫でしょうか?
かくいう僕もちょっと体調を崩しかけております・・・。
皆様も体調管理にお気をつけ下さい!
先日、PECメンテナンスコースという衛生士向けのセミナーに、
僕と当院の衛生士3名で参加してまいりました。

メンテナンスコースという名の通り、定期健診に関して焦点を当てたお話を
聞くことができました。
統計的には、定期健診を来るということで歯が残ってくれるということは
すでにゆわれていましたが、
本当に定期健診(メンテナンス)を行うことにより、
患者さんにメリットはあるのでしょうか?
論文での研究で、このような研究結果が出ていることを教えていただきました。
平均年齢45歳程度の方でのお話ですが、
「歯周病の説明は受けたけど、歯周病の治療は受けなかった方」は
10年間で平均3.6本歯を失いました。
「歯周病の治療は受けたけど、定期健診に来なかった方」は
10年間で平均2.2本歯を失いました。
「歯周病の治療を受け、定期健診にもちゃんと来ていただいた方」は1
0年間で平均1.1本歯を失いました。
以上のような研究がなされております。

要するに、歯周病の治療も何もしなければ、
約3倍歯を失うリスクが高くなるよ、ということです。
統計ではなく、実際の研究数値として、このデータは非常に貴重だと思います。
当院ではしっかり歯を守り、生涯ご自身の歯で噛んでいただけるように、
全員で知識を身につけ、技術を向上し続けようと取り組んでおります。
皆様の「健口長寿」をスタッフ一同願っております。